2018/01/15

「生」と「死」の間の最高味~生記茶餐廳

以前ご紹介した紅磡にある「錦記大排檔」、「東門冰室」以外、
この周辺にまだ古き良きスタイルの老舗が健在されています。
今回訪れた生記茶餐廳】の名物『膏蟹粥』です。
雑炊やおじやでもない、
本物のお粥です。


しかしながら、
40年前、本来は地元に根差した屋台のような茶餐廳でしたが、
次第に店舗に移り変わり、
名前がそのままで営業し続けてきました。
香港の中にここしか味わえない「生」と「死」の間、
何とも言えない雰囲気が漂っています。
やはりあの世との距離が非常に近いため、
この縁起の店名を使用し続けると推測しています。


まったくこのエリアに関して、詳しくない方に補充説明しますが、
葬式会場を集結したり、
そして、死亡に関連するお店や職人さんに囲まれてる地域です。
はじめの方なら、引いてしまうかもしれませんが、
実際はごく普通の街だと思ってもらえば何も違和感がありません。
ちなみに、
香港の葬式のあれこれに関して、
過去のブログでもご紹介しました。
ぜひ、おさらいをしましょう!


お待たせいたしました。
肝心な名物~『膏蟹粥』がこちらです。
これはスタンダードの模様です。
4人でもギリギリ完食できるかできないという大盛りぶり、
お粥はもちろん、具材もたっぷり、
蟹の全てがお粥に染み込まれてる、
インスタ映え用だけではなく、
香りと温かみがこの時期には極大の存在感がある一品です。


炭水化物の第二弾~『蟶子籠仔蒸飯』(マテ貝のガーリック蒸しご飯)、
説明不要だろう、
日本人観光客でも愛される一品。
蒸籠のご飯パタンはまたいくつがあります。
その日の仕入具材によるすぐなくなることもあります。


こちらは『蠔仔水晶粉卷』(牡蠣の包み蒸し)、
なかなか他所なところには食べれない巧み技を感じる珍味です。


ビールに当てにおつまみ的な『蝦膠嚮鈴卷』(エビのすり身の揚げ春巻き)、
相性ぱっちりで瞬間なくなります。
実は写真はまだまだあるが、
トムヤムスープの蟹うどんとか、
わかりやすい写真が撮れてなかったので、
アップするのをやめました。
店舗内に写真付きのメニューとかありますので、
その場で見れば、
思わず注文してしまう数々の品があります。


取材当日のエピソードですが、
予約時間から大幅遅れったわたしに対して、
店員が非常に親切で、一つも文句を言わず、
終始ほほえみが見せてくれる対応が印象でした。
常連ではないのに、
こんな優しくしてくれたのもなかなか今どきでは考えられないです。
料理の味以外、
情味はどうしても外せない、
香港の外食に必ずチェックしておきたいポイントです。

いぐら美味しくても、
どちからどういうと人情味欠けてる店をリピーするパオリティーが低いです。
誠心誠意に一人ひとりのお客さんに接するお店に応援したくなります。
これもチェーン店、儲かる主義を優先する名店への抗議する行為として、
わたしが今でも続いています。

場所:紅磡老龍坑街13號地下
営業時間:月~日(1800~2300)★1800前は普通の茶餐廳として営業する

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