2017/11/03

メディア露出の極端に少ない老舗~華富冰室

『華富邨』のレトロ茶餐廳と言えば、
【銀都冰室】と浮かび上がる人がほとんどですが、
そして、食レポや写真が記載してるブログもすぐ見つかります。
そのため、今回はこの団地のもう一つ老舗に取材すると決めました。


【銀都冰室】よりこちらの方が圧倒的にノスタルジーが感じ取られる店頭。
毎日出来たてのパンも次から次へとキッチンから届けて来て、
地元の生活に欠かせない一軒と言われるほど愛されています。
開業40年以上、
ずっと変わらないと聞いたので、
果たしてどこまで変わらないか確かめに早速に入ってみます。


ちょうどランチもあって、
店内はわりと混んでいますが、
いつものように一人だから、なんとか座れました。

当然、すかさず店内観察しめた。
内装はまさに話の通り、
使い古した棚と壁、
長い年月が経過したによるシャビーな空間、
決してキレイなところではありませんが、
団地内の触れ合いがまだ感じれることを望むなら、
ここはグッドチョイスと思います。


開業当初、価格が0.2HKのホットミルクティーですが、
今も既に16HKドルになった。
このインフレから香港がどれだけ成長したかわかりますね。


香港人の大好きな出前一丁もいつの間にか茶餐廳の定番になり、
店内に常駐するようになりました。
この数十年の変化がしめじめと感じます。


ランチセットも香港人に好まれてるメニューばっかりですが、
悩みに悩んだ末、
実力とすぐわかる「干炒牛河」(牛肉入りフォー炒め)にしました。


ここはミルクティーが有名で、
頼まないわけにはいかないので、
あえて30度超えの残暑日にアイスミルクティーにした。
冰が結構入れてるわりに、インパクトある濃厚さ、
ホットなら、絶対おいしいに違いないです。
「干炒牛河」ですが、
フォーの喉越しがよくて、
もやし、牛肉、ネギとの絡み合いはまさに絶妙、
と言っても定番のうまさがちゃんと仕上げています。


過剰な量もなく、
食べ切れないと心配する日本人でも問題なく完食できるはず。
食事途中に外国人もちょこちょこに入って来るのを見かけた、
どうも一見さんではないようです。
どこからだろうと考え始めたが、
近隣の高級住宅地か国際学校からしか考えられませんが、
地元に聞くしか真相がわかりません。


『華富邨』の再建計画が決まったことで、
この老舗の終焉もわかって、
今回の入店がもしかして最後と思うと、
なぜか寂しくなります。
人情味が溢れるお店がなくなることによって、
香港の地で人情味を感じる場所も失っていく、
生まれ変わった香港が既に迫って来ています。


住所:香港仔華富邨商場1期地下
営業時間:不明

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