2016/05/30

巨大な花牌文化を凝縮する職人

香港の伝統文化であり、

祭事、結婚、店舗開店などに欠かせない看板ですが、

紙や竹、針金、縄などを使い、手工芸によって、作られたもの。

複雑な制作過程は職人さんではないと、

絶対完成できない「花牌」に関して、

以前もその起源などもブログで話しました。

花牌を作る職人さんが減少してく中、

市販にその製作について、細かく記載される書籍も非常に少ないです。

すべての技術は職人さんの頭脳にあり、

引き継ぎはほとんど口頭で伝えるだけで、

もし引き継ぐ次世代いなかったら、技術はそのまま消えて行くだろう。

そこで、この危機を脱するきっかけになる(?)二人の女性が現れる、

自らこの伝統の文化技術に新たな価値と命を付け加え、

斬新な記念品として、生まれ変わった。


今回この製作職人さんのワークショップに突入してみました。

あまりにも意外だったのが二人の若い女性で迎えられて、

ニコニコの笑顔は印象でした。

早速、この記念品を作るきっかけについて、聞いてみた。

本来イベント会社で勤めてた二人ですが、

イベントごとで、よく何か記念品も要求されることが多くて、

そしたら、レトロブームを乗って、「花牌」を作るころを調整してみた。

設計から、ライト付けまでの10個工程を定め、

30種類の材料を揃うにはあちこち出回ったりして、

二ヶ月の丁寧な手作り工程を通し、

やっと第一号ができました。

マレーシア関聖宮龍獅團の総教練~蕭斐弘氏にプレゼントした。


本格的に事業化する決め手は去年の錦田郷十年一屆「酬恩建醮」でした。

錦田の地元からの提案で、花牌」の記念品が展示することになって、

そこで爆発的な人気を集め、

一週間以内で百件の注文を受けたことができた。

まさにそこが事業の始まりですね。


最初から記念品として、登場した「ミニ花牌」ですが、

最近になると、

誕生日プレゼント、開業祝いなど目的な注文も入って来ます。

芸能人ファンから、冰室までもお客様です。


単なる「ミニ花牌」ではない、

点滅できる「ミニ花牌」です。

本物とさほど変わりません。


ちなみに、日本人でとして、

初めて「ミニ花牌」もらった人は太鼓の演奏家~吉村先生です。

先月、指導しに香港までお越し頂いた様子はこちらです。


簡単に注文受けてから完成するまでの工程を説明します。

まず、デザイン図を作り お客様に提示する、

承認を得てから、製作開始となります。



既にある程度作成経験をしたので、

パーツことが事前に用意することができるようになった。

例えば、龍の柱、周りを装飾する紙花などのもの、

日頃で地道で作っておく。

よく見てください、龍の柱の目にライトが付いてるよ、繊細だね。



肝心な棚ですが、これも2種類サイズで作っておく、

話によると、この竹を入手するにはとても時間かかった。

竹の色までこだわったから、いろなところまで探しに行った、

結局、広州に見つかったようです、


本来、竹と竹の結びつけるに鐵線を使わないといけないが、

さすが今のどころが難しいので、

色的に一番近いのりで使用することになってる、

また日々の改善を考えています。


材料はできるだけ本物と同じものを使用し、

あらゆる面でも本物に近づきたいという一心です。

そのため、実際本物を確認しに行くこともよくあるそうです、

構成、素材、色使い、比例まで部分部分をじっくり観察する、

時にも本物を製作する職人さんに話すことも、

如何に精度高いものを追求する気持ちがあるかとわかりますよね。


旗の色使いもちゃんと研究してるよです。


取材当日はかなりバタバタしてる現場を目撃しています、

もし皆さんがオ―タ―メイドしたいなら、

発注から商品をもらうまでに2週間もかかる覚悟を覚えてください。

でも、あんなステキな作品なら、

待つ価値があります。


では、「ミニ花牌」以外は何か新しいアイデアあるか打診したら、

まったくないと答えてもらった。

まず「ミニ花牌」だけ集中して、

さらに改良していくことを専念したい模様です。

このコップはたまたま自分でプリントでやってみただけ、

商品ではありませんと言われ、

絶対ほしい人は結構いるじゃないと思ってるけどね。


最後、取材応じて頂いた「ミニ花牌」職人さんの二人、

左は阿花さん、右はIVYさん、

本当にありがとうございました。

ぜひ、この偉大な伝統文化を世界へ広めてください。


二人とも、気さくやさしい方で、

もし香港魂の仲間が製作現場に見学したいなら、

「無問題」と快諾して頂きましたよ。

また、近いうちにお会いできることを楽しみにしていますよ。


本気でオーターメイドしたい方、価格とサイズは下記のおようになります。

1)精装版 22x17x28.5㎝ 688HKD
2)特急版 19x15x33㎝ 888HKD
3)標準版 28x22x38.5㎝ 1388HKD(LEDライト付き、獅子二頭など)
4)豪華版 34x22x34㎝ 1688HKD(LEDライト付き、獅子三頭など)
5)頂級版 52x22x44㎝ 2388HKD(LEDライト付き、獅子三頭など)

さらに詳しく内容とお問い合わせは直接に連絡してください。

連絡先は下記です。

ご気軽にどうぞ!

「ミニ花牌」によって、さらに本物の花牌文化と技術に対して、

興味が沸いてくる人が増えるといいなと思います。

絶対なくしてほしくない文化遺産だからです。



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