2016/04/27

消えるか消えないシリーズ~康記粥店

たぶんこの名前が出てくるだろうと予想されてるでしょうね?

はい、「康記粥店」です。

消えるか消えないと言えば、しばらくは消えるらしい!

5月2日を持ちまして、閉店することになります。

理由はご存知通り、家賃の上昇です。




35年以上の老舗ですが、

いつも愛される地元に対して、値上げをしたくないこともあって、

閉店というやむをえない選択をしました。

90歳の職人の陳さんから作られる「腸粉」、「炸腸」は食べれなくなる、

この期間にどの時間帯でももう一回味わいたい人が続々と来る。


職人技に見える動き、

そして、あのしわと生地もついた手も見れなくなるんだ。

寂しくなりますね。

店内で召し上がるお客さん以外、

テイクアウトするのもすくなくなかったよ。



店内のこの看板は時代を感じるね、

そして、注目する値段、タイムスリップしてるみたい、

「炸一腸」、「炸二腸」はあるよね、

「炸一腸」は一本の「油条」で作られたもの、

「炸二腸」は二本の「油条」で作られたもの、

昔、あまり富裕ではない人でも味わえるように、

少しでも安くできないかと思って、一本作法を作り出したらしい。

では、「炸両腸」は何?聞いてなかったなぁ。




わたしの大好きな「牛肉腸」を頂きます。

シンプルだが

この手作りだからこそできるモチモチ感は最高!

この店しか食べれないではないか?


あとは「艇仔粥」(テンジャイジョッ)も頂きます。

一般的はスルメ、豚皮、ピーナッツ、牛ミンチなどが入っていますが、

中身は一緒だとしても、ここの見た目はちょっと違うね、

しかも、あの硬いピーナッツまで優しい味になってる、

量もほどよく、おいしく完食させて頂きました。


食べながら、しばらく職人さんの雄姿を鑑賞してた。

話による、5月2日以後は別の場所が見つかれば、

お店は再会したいと決して諦めてない様子が伺うことができた。



小綺麗な店、チェーン店などは否定するわけではないが、

このような一般庶民も気軽で一杯で頂く店、

香港人の生活のいきかいを感じる店、

なくてはならないとずっと思っています。

どうかどこかよい場所をこの職人さんに貸してください。

やっぱり仕事してる職人さんは格好いいです、

何もしないと、虚しさしか感じません。

まだ職人魂にリスペクトしに来てない方、

ギリギリ間に合うかも!


場所:大坑京街11號地下
営業時間:月~日(0600~0000)

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